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「スキーマ」という視点から読む映画『箱の中の羊』前編

今回は、『人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学 今井むつみ』を読みました。そこで出ていた言葉「スキーマ」という言葉がありました。その説明などを読んでいて、そのイメージって、「OS」だと思いました。そして、先日見た映画『箱の中の羊』で...

小さな声と、新しい絶対性ー有限性を忘れずに『現代思想入門 千葉雅也』を読んで

今回『現代思想入門 千葉雅也』という本の第7章を読んで、私はそこに、現代の息苦しさのあり方と、同時にある種の救いのようなものを感じました。この章で、重要なキーワードとなるのは「複数」と「有限性」と思います。有限性とは有限性とはどのようなもの...
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『いい子のあくび』とこぼれ落ちる感情 ― ラカン哲学から考える

今回は『いい子のあくび 高瀬準子』という本を読みました。この本の感想として、一言で表すと「何とも言えない気持ちがうまく描かれているな」ということでした。この「何とも言えない気持ち」をもう少し深めてみたいと思うのに、別の本の『現代思想入門 千...
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『普通の子 朝比奈あすか』「特別」ではない「普通」にあるいじめの構造と怖さ

今回は前回も取り上げた『普通の子』という本から別の視点で考えてみようと思います。それは「いじめ」に加担してしまうのはちょっとしたことからで、誰もがその萌芽を持ち合わせているのだということについてです。『普通の子』の私が感じた怖さ『普通の子』...
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『普通の子 朝比奈あすか』人間の中に潜んでいる怖さについて

今回は『普通の子 朝比奈あすか』を読みました。まずはあらすじをご紹介します。以下はアマゾンに書かれていたものを引用します。『佐久間美保は小学5年生の息子・晴翔(はると)と、同じ会社で働く夫・和弥と、忙しないながらも普段通りの毎日を過ごしてい...

共通性と異質さのあいだで立ち止まるー『彼女の最初のパレスチナ』を読んでパート2

今回は前回の続きで、『彼女の最初のパレスチナ』という本の作品を紹介しながら自分の考えたことを書いてみようと思います。「人生を楽しめ、カポ」カポは、娘フィルダウスの病気をきっかけに、あるシステムを開発しました。それは本来、娘を守るためのもので...

共通性と異質さのあいだで立ち止まるー『彼女の最初のパレスチナ』を読んでパート1

今回は「パレスチナ」という言葉に、導かれてある本を読むことにしました。その本とは、『彼女の最初のパレスチナ サイード・ティービー』という本です。正直にいうと、この本を読んでみた感想として、「これが答えだ」というような読後感はありませんでした...
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『福音派 ー終末論に引き裂かれるアメリカ社会 加藤喜之』から考えた物語に取り込まれること

唐突ですが、私はアメリカ社会というものをあまり理解していませんでした。というのも『福音派 ー終末論に引き裂かれるアメリカ社会 加藤喜之』という方を読むまでは。この本を読むと「アメリカという社会がどういう社会であるのか」ということが理解できま...
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『会話の0.2秒を言語学する 水野太貴』の面白さとケア的視点

今回は『会話の0.2秒を言語学する 水野太貴』の本を読みました。そこから、会話の0.2秒という内容これももちろん面白かったのですが、それ以上に、この著者が「ケア」的な発想を最終的に導き出しているところに感動を覚えました。ですので、このことを...

『デモクラシーのいろは』を読んでー半径数メートルの実践

昨年は戦後80年でした。去年、私は戦争に関する本を多く読んでいました。そのようなわけで、「デモクラシー」という言葉にアンテナが立っていたので、『デモクラシーのいろは 森絵都』を読むことにしました。読み終えた今、私の中で「デモクラシーとは何だ...