感情コントロールできる自分になる!第三弾『怒らないこと アルボムッレ・スマナサーラ』

チャレンジ報告

感情プロジェクト(イライラや怒りに関する本を20冊読んで自分の血肉として

自分を改善しようという試み)

第三弾は

「怒らないこと アルボムッレ・スマナサーラ」

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です。

今回は、仏教の観点から怒りというものを見てみようと思います。

今回のキーワード

ダメ、怒り絶対!

「我」からの脱却、エゴ捨て

感情の客観視、感情のタグ付け

幸せの秘訣はユーモア、「笑顔あるところに、怒り来ぬ」

「努力はしても、結果は求めない」

 

仏教の観点からの怒り

人の感情の定義をまとめると

人は「愛情」と「怒り」この二つのなかで生きている

楽しいか問うて、楽しいと思えないものはすべて怒りになる

つまり、ポジティブな感情でなければ、濃淡はあるにせよすべて怒りである。

ということになるようです。

私が今回衝撃的だったのは、この怒りの定義でした。

私自身、イライラする事も多いですが、不安、心配になる事がたくさんあります。

そうなると、不安や心配は楽しい感覚ではないのでこれも怒りということになるわけです。

となると、一日の大半を怒りに支配されているのではないかと、少しぞっとしてしまいました。

 

もう一つ考えたのは、

ただ、これは、人が幸せに生きる、という考えに基づくと、納得できることだなとも思います。

幸せという言葉には、怒り、心配、不安という要素は含まれないと感じるからです。

そしてこの「幸せ」という観点から、いろんなことを考えていけば、

自分の感情を改善するヒントになるのではないかと思ったりしました。

 

怒りメカニズム

怒りのメカニズムとして

エゴ→無知→汚れ→怒り

という流れがあるようです。

全てはエゴという名の固定概念からはじまる。

エゴ=我=「私は何々だから」という思考。

そのエゴが、「自分は正しい」という考えとなり、大きな無知を生む。

その無知が、いろんな「自分は正しい」を取り込む。

その部分を他人から指摘されれば怒りになる。

というようです。

だからすべきことは、エゴを捨てること

そして、

「その行動が正しいのか正しくないのか」それだけにフォーカスすること

が大切だということです。

この話は、今までの本で言うと、自分の価値観、~すべきという考え、と近い感覚だと感じました。

自分の価値観などは必要だけれども、それが度を越して、相手にも当てはめてしまうことは、

無知であるということなのだと思います。

怒りの怒り方は、どの考え方をよんでも同じだと思いました。

自分でも怒ってしまった時のことを思い出したら、

確かにそのように人に価値観を押し付けている様な時が多いように感じていましたので、

納得できることでした。

今回の私の得たこと

1,自分は無知であり、怒りは悪いものだと心に刻め

2,客観視せよ=タグをつける

3,笑いで怒りは消える

この三点になると思います。

 

1,自分は無知であり、怒りは悪いものだと心に刻め

この本で、

無知であること、そして怒りがいかに、おろかで危険なものか

ということが書かれてありました。

例えば

「自分の都合の良い結果を求めるのは、人間の途轍もない無知です」

「怒りの人間は動物以下もう人間を捨てたことです」

「怒りは猛毒です」

というように非常に強い言葉で怒りの危険性を語っておられます。

そしてそれをまず心に刻め。しっかりと理解しなさいということなのだと思います。

 

2,客観視せよ=タグをつける

この本で

「怒りを観られた瞬間、怒りは消える」

とあります。

そして、怒りがでたと思ったら、これは怒りだとすぐに自分を観て、

その怒りを観察しなさいということです。

私は、これは感情にタグ付けするということなのではないかと思いました。

自分の気持ちというのは分かっているようで、意外とその時の流れに流されてしまうところがあります。

だからこそ、これが一体なんであるのかを、しっかりとタグ付けする事で、

流されないようにするということかなとも思いました。

3,笑いで怒りは消える

笑顔があるところに、怒りは怒らないものです。

ですが、何かがあるから笑うというのではなく、

自分の心ひとつでいつでもできる笑いをしようということです。

はじめは「強引に笑う」そうしていると面白いことが見つけられるようになってくる、

智慧が冴えてくるのだと言います。

 

これは、自分の思考をおのずとユーモアで変えていこう。ポジティブに変えていこう

と、そうする事で、日頃の出来事に面白さを見つけれることで、幸せな気分になれる頻度を

あげていくということなのかなと思いました。

また自分自身でできる事にフォーカスするというマインドだとも感じました。

このマインドはすぐにでも取り入れていきたいなと思いました。

まとめ

今回の本も、怒りに関して深く理解できたと思いますし、納得いくこともたくさんありました。

実践的というよりは、マインドセットに強くフォーカスされているように思います。

ですので、自分できちんと意識していないと、行動するのがやや難しいような気もします。

(だからこそ、僧侶の方々は日々修行に励んでいらっしゃるのだと思うのですが。)

私達一般人はいろんなことをしながら、なのでやはり簡単には「怒らない」ということは

できないのかもしれません。

ですが本書にもあるように

一日でできるわけではない。コツコツ頑張る、そして失敗してもまた挑戦する

ということが必要だということです。

「努力はしても、結果は求めない」

ということも書かれていました。

つい結果を求めて、終いがちですが、そうではなく自分が出来る事を自分なりにする

これは必要な観点だと思います。

生きていく間ずっと、感情とともに生きていかなければなりません。

だからこそ、その感情をうまくやっていくために互いに成長しなければならないのだと思います。

 

今回は先ほども書いたように、少しマインドセット寄りの内容であったと思います。

ですので、次回はもう少し実践的なアプローチをしている本を読んでみたいと思います。

引き続き、いろんな本を読んで、感情プロジェクトを進めていきたいと思います。

 

 

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