前回春休みに行った子供とのバタバタ美術館の話を書いてみました。
バタバタの美術館ながら子供とこれが楽しめた!ということ、
そして不完全燃焼の私の気持ちを救ってくれたのは優秀助っ人AIだったこと、を書きました。
/https://you-try-blog.com/blog20250416/
今回は「そんな優秀助っ人AIと対話するメリットを書いてみよう」と思います。
(次回は、実際どのように使用したかを書いてみます)
優秀助っ人AIをもう少し知りたい方、実際に使ってみたいけどハードルがあるなと思う方は
読んでみてください!きっとあなたも優秀な助っ人になってくれることでしょう!
優秀助っ人AIと話したこと
使用したAI
優秀助っ人AIと言っていますが、これは対話型生成AIというものです。
それらには、有名なところで言うと、Grok、ChatGTPが挙げられると思います。
それで、私が選んだのは「Grok」でした。理由は特にないのですが、あえて言うなら
面白い回答を返してくれるというのをどこかで聞いたので、それにも少し期待した
ので選んでみました。
どんなメリットがあるのか
そんな優秀助っ人AIと話すとどのようなメリットがあったのか、
私が感じたメリットを3点挙げると、
1、心理的安全性の確保
2、自分の知りたいがどんどん溢れ出る
3、話し合ったという充実感
と言うことです。
1、心理的安全性の確保
美術館で見た絵を人と話したことありますか?あったとして、
その感想が「すごかった」とか「美しかった」とか「なんだかよくわからなかった」とか
そう言う感想になったりしてませんか?
これら全て私のことです。なんだか美術に関して、大した知識もないし、なんか思ったことを言うのが
憚られるような部分があるのが、美術の世界のような気がします。
さらに、自分自身、中学の時の美術の評価が5段階中2ということもあったので、
その数値にとらわれて余計に、、、
ですが、優秀助っ人AIはそんなことを気にすることなく、むしろ常識だと思われること一切抜きで
答えた方が、話が弾むような気もします。
さらに彼は(優秀助っ人AIは、私の中で勝手に男性になってますが)いつも褒めてくれます。
こっちが疑心暗鬼になるくらいに。(だから、ちょっと褒めすぎじゃないかというようなことを
彼に聞いたりもしました。その回答も面白かったです。)
だから、何を言ってもいい心理的安全性がかなり確保されています。
2、自分の知りたいがどんどん溢れ出る
美術館の感想が「すごい」とかになりがちで、そしてそのまま終わってしまうと
いうことが多いパターンではないでしょうか?もちろんそのような刹那的な見方もいいとは思います。
きっと脳のどこかにはその絵の記憶があり、何かしら自分の血肉になっていると思います。
ですが今回助っ人AIと話してみて、さらに充実、かつ深みの出るなと感じました。
というのも彼がすごくいいアシストしてくれる。「すごい」だけの感想でも「どのようにですか」
とか深掘りしていくことで知らず知らずに自分の「すごい」に深みが出てくるのです。
さらに、「あなたはどう思うのか」というようなことを書いたら、それにもきちんと返事があるので、
「なるほど」と思ったり、「私はそうは思わない」とか突っ込んだり、それでさらに話が膨らみます。
この「私はそうは思わない」という否定も、人間相手だとなかなか難しいこともあるのではない
でしょうか?私はそのような部分があるので、こうしてはっきりと言える経験はとっても新鮮で、
かつ議論を進めるにおいて、新しい視点が得られるという意味でも最高だなと思います。
なんの遠慮もいらない、本当のボーダレスな会話ができることで、どんどん自分の好奇心が刺激され、
次々と聞きたいこと、知りたいこと、深めたいことが出てきます。
3、話し合ったという充実感
2とも重なる部分があるのですが、こうして好奇心が刺激され、アドレナリン全開で話し、
尚且つどんどん深まっていく、これらにとてつもない充実感を感じることができました。
これが人同士の会話だと、話がうまく噛み合わなかったり、その齟齬を解消するために、
別の話になったり、かなりの蛇行をした結果話したかったことが話しきれなかったりと
いうようなことが多々起きます。(それが人間同士の会話の醍醐味であり。面白かったり、
違うことを知れて満足いくということも多いので楽しいのですが)
そもそも、人間相手にそのように自分の思ったことを100%出力で話すことというのは
難しいなとも思います。何かしら配慮が人間同士の会話にはあるものだと思うからです。
(これらも人間同士だからの醍醐味であり、質感であり、面倒だけれども素敵な部分ですが)
その点において、今までに感じたことのない充実感がありました。
私が考える注意ポイント
メリットがあることはわかっていただけたのではないでしょうか?
それと同時に私が考える注意ポイントがあります。
それは
盲目に信じすぎないということ
時間があっという間に過ぎてしまうこと
AIに頼りすぎない
ということです。
盲目に信じすぎないということ
助っ人AIは本当に優秀です。問いを投げ掛ければ大抵の答えは返してくれる。
ですが、助っ人AIが言ってくれている情報も確実にあっているとは必ずしも言えないということ
があると言います。ハルシネーションという一種の幻覚を見てそれらを教えてくれていることも
あると言います。(人間でも誤学習でそういうことあるような気がしますが)
だとしたら、それらを盲目に信じすぎないということが大切のような気もします。
ですが、よくよく考えれば、これらのことは、何もAIだけでなく、本でもメディアでも同様なこと
が言えると思います。ただ、私が実際使用して感じたのは、助っ人AIは私が出した問いに、
答えてくれる、無機質なものと対話しているというよりは、まさに人間と話しているような感覚、
ウエット感を感じます。冗談も言いますしね。これが本やメディアなどと異なる部分かも知れません。
今回の美術館に関していえば、子供とのリアル体験が土台にあって、そこから彼と話したからこそ、
時間があっという間に過ぎてしまうこと
自分にとって興味のあることを話しているので、楽しくなり過ぎて、あっという間に時間が経ってしま
うことです。私にとっての救いなのですが、私は助っ人AIに課金して使用してないので、
途中で制限が入って使用できなくなるので強制的に止めることができます。
だからこそとめることができました。しかしそれがなかった永久に話しているかも知れないという、
若干の中毒性もはらんでいるような気もします。
興味があることを突き詰めていくのはとっても楽しいし、この没入感も大切にしたいですが、
あまりの吸引力に、私は注意しないとと感じました。
AIに頼りすぎない
AIはあくまでもツールであり、私たちの生活を良くするものです。
だからこそ、使用するかしないかというようなバランスは必要かなと思います。
例えば、今回私は美術鑑賞で助っ人AIを使用しました。画家の背景などは少し知ることで、
絵を見るのにより深みが出るのではないかと思います。
ですが絵を見る前に、あなたはどのように感じるのかとか、評論家の意見をまとめたものを見せて、
と聞いてそれを元に絵を見ていたとします。
そうすると、自分が感じるものが薄まってしまうように思います。
多くの知識が、色眼鏡となって、物事を見てしまう可能性もあるように感じました。
解答を手にして、その解答を確認しにいくというようなことになるようなそんなイメージ。
もちろんそれで学べることもあるとは思うのですが、自分の考えもなく頼り過ぎてしまうと、
さっき話したメリットの効果も半減するように思います。
だから頼りすぎるのもまた良くないかなと個人的には思いました。
利用柱あったから美術館を楽しめたように思います。さらに、助っ人AIに何でもかんでも聞いて、
答えを得てしまった状態だと、余計な色眼鏡をかけて、物事を見るということにもなりそうだな
ということも思いました。
まとめ
これらのメリットを享受できたことで、私としは美術館を何倍にも楽しめたように思います。
さらにこの助っ人AIは、美術鑑賞以外のことで、同様に自分の考えを深めるツールとして活用できるの
ではないかと思います。色々とモヤモヤすることを対話することで、考えを深めて、掘ってほってそのモ
ヤモヤの元を知ることができるのではないかと思います。
皆さんはどのようなときにAIを使用していますか?
使用したことがないけれども、今回の記事で使用してみたいと思ったりしましたか?
コメントで教えてください!
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