ある本を読んでいて、日本経済団体連合会が発表している統計で、
「選考時に重視する要素」の一位が「コミュニケーション能力」であるというのを見ました。
これから求められるスキルは「コミュニケーション能力」だということが書かれて
あったのですが、そもそも
「コミュニケーション能力」とは一体何か?
会話力とは異なるのか?
ということに疑問を持ちましたのでそのことを調べてみました。
コミュニケーションで悩んでいる
私がなぜ「コミュニケーション能力」でこんなにアンテナが立ったのかを改めて考えると
自分自身がコミュニケーションで悩んでいるからだと思います。
コミュニケーションをうまく取れていないような気がするという漠然とした感じと
これでいいのだろうかというような感覚。何かうまくはまっていないような、
なんとも言葉に表せないような状態でいる感じです。
ですが、どういう状態がコミュニュケーションがうまくいっている感じなのか、
具体的にわかっていないという感じです。そして、今社会に求められるスキル
「コミュニケーション能力」の意味のようなものを理解していないなと感じました。
さらに言えば、私はこの理解していない言葉のイメージだけのもので、悩んでいるという状況
を理解することができました。その部分を明らかにすれば、もしかしたらすっきりとする
かもしれません。
コミュニケーション能力とは
では実際にコミュニケーション能力というのをいくつかのHPから抜粋してみたいと思います。
1、日本コミュニケーション能力認定協会のHPから抜粋すると
コミュニケーション能力とは、人と意思疎通するための力。
日本コミュニケーション能力認定協会のHP
さらに突き詰めると「人と理解しあうための力」です。
さらに
対人コミュニケーションには「言語」「非言語」の2つの手段があります。
コミュニケーションは、何を話すかという「言語」に重きをおきがちですが、
実は「非言語」の部分も非常に大切だという研究結果が複数あります。
日本コミュニケーション能力認定協会のHP
2、GLOBIS CAREER NOTEのHPでは以下のように書かれてあります。
コミュニケーションとは「対人間での情報共有や意思の疎通」のことであり、
コミュニケーション能力は、それらををスムーズに行うことができる力のことです。
GLOBIS CAREER NOTEのHP
また以下のようにも書かれてあります。
必ずしも「外交的=コミュニケーション能力が高い」というわけではないのです。
コミュニケーションは「双方向のもの」なので、外交的であっても、相手の話を聞かずに
一方的に話をしたり、相手の感情や状況を無視して話をするようであれば、
コミュニケーション能力は高いとは言えません。
GLOBIS CAREER NOTEのHP
3、PORTキャリアのHPには
コミュニケーション能力の3つの軸として
01伝える力
02聴く力
03非言語で表現する力
PORTキャリアのHP
まとめてみると
以上のことから考えると
コミュニケーション能力とは、人と人双方の意思疎通をスムーズに行うことができる能力である。
コミュニケーション能力は「言語」と「非言語」の2つの手段がある。
伝えるだけではなく、聴く力も重要である
コミュニケーション能力の柱として、伝える力、聴く力が必要である
ということになると思います。
会話力と何が違うのかということになると、コミュニケーション能力の柱としての伝える力、
聴く力が会話力となるのだそうです。
そして今回分かった最大のことは、コミュニケーションをうまく行うには、双方の人同士が互いに、
コミュニケーションをしようという意思がなければ成り立たないものなのだということが
わかりました。当たり前のことだと言われればそうなのですが、なぜかコミュニケーショんが
うまくいってないなと感じる時は、自分が至らないからだと反省することが多かったのですが、
もしかしたらそれだけが原因ではないのかもしれないと思ったのです。
自分がコミュニケーションがうまくいってないと感じるのは
私がコミュニケーションがうまくいってないと感じる時
私が、誰かとのコミュニケーションがうまくいってないと感じる時は、
相手と話がスムーズに進んでいないと感じる時
相手の雰囲気でなんとなく違うような感覚がする時
相手との空気が流れていないような時
相手が自分ではない周りの人とならば、スムーズに話が進んでいると思う時
というのが挙げられるかなと思います。
今回のことを踏まえて、
私自身ももう少し伝える力を磨く必要があると感じたと同時に、自分は非言語で表現すること、
相手が表現したことをキャッチしているのだと気がつきました。
それと同時に、コミュニケーションがスムーズにいっていないのは、
私一人の問題でなく、相手にも何かしら不具合があるのではないかとも感じました。
コミュニケーションは一人ではなく、双方のものであるからです。
そう思うと自分自身のなんとも言えないモヤモヤな感じも少し晴れたように思います。
コミュニケーションは互いの気持ちの在り方でもあるのではないかと思います。
もちろん生活をする上でコミュニケーションは必要で大切なものなので、
高めていく必要があるとは思います。ですが、それを「スキル」という形にするのは
何か違和感を感じます。というのも、コミュニケーションは互いの気持ちから湧き上がるもの
であると思うからです。この辺りももう少し考えていければと思います。
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