反復が脳のスペースを作る

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今回は

以前ブログで、私が新しくバイトを始めて、

何もかも考えながら行わないといけないので

大変にしんどいんだということに書いたことが

ありました。

本書を読んでみて、私のバイトの体験とリンクし

ていること、腑に落ちたことがあったので

それについて書いてみようと思います。

本書に書かれていたエピソード

早速その部分を引用してみようと思います。

初めての重要な仕事を任された時のこと思い出してみよう。

最初は右も左も分からず、おどおどするばかりだ。判断すべきことが多すぎて、

うまく頭が回らない。仕事に集中しようと焦り、疲れ切ってしまう。誰だってそうだ。

まさにこの状況は、頭をブルンブルンと振りながら読んだ文でした。

「誰だってそうだ」というのは私の心を少し安心させてくれる文でもありました。

最近あったエピソード

これに似たようなことが最近ありました。

それは、娘が割り算の筆算の宿題をしている時です。

最近割り算の筆算を習い始めたのですが、

分からないというので、宿題を見ていました。

何度も同じ説明をしながら進めるけれども、

頭が回らない様子。

そこで私は少しイライラし始めてしまいました。

このような状況で、以前の私なら強い口調で

何回も言っているのだけどとか、

どうして分からないのかなどと

おそらく娘からすると、どのようにすればいい

のか、なんとなくはわかるのだけども、

不毛なことを言っていたと思います。

ですが、

この状況がまさに自分のバイトの姿と

重なってしまったこと

そして

上記の文が頭をよぎりました

「初めてのことは誰だってうまく頭がまわらない」

うまく頭が回らない状況になっていたのだと思います。

こちらが、説明しても、もう頭が混乱して、

いまいち頭に入らないような状況でした。

きっと自分の中ではなんとか考えようとしている

のだけども、混乱してうまく判断できない

のだなと感じました。

解決方法

では、具体的にどのようにすればいいのか?

それは、先ほどの引用には続きがあります。

だが繰り返すうちに、だんだんと自信がついてくる。

それほど努力しなくても自然にうまくいくようになり、効率も上がる。

脳がその行動をすっかり覚えたおかげで、いちいち考えなくてもできるようになるのだ。

とあります。

つまり繰り返すことが大切で、体に染み込んでし

まったら、脳は自然とやることができるのです

自転車になるのと同じです。

乗れるようになる前は、あれやこれやと考えながら、

体を動かしていたのに、乗れるようになったら、何も考えずにできるようになる。

そうなったら閉めたものなのです。

だからこそ繰り返すこと、体に染み込ませることは、大切なのだと思いますし、

いずれはそのようになれるということです。

さらにそのようにしてしまうと、今まで脳を使っていた部分を別のことに使うことができる

とも書かれていました。

そこまでいくには時間がかかるけれど、

と言っても、すぐに体に染み込ませることは難しいと思います。

ここで問題になるのは、その時間を耐えられるかということになると思います。

それは何か物事をする側(ここではバイトを覚える私、割り算をする娘)にとってもそうですし、

教えてくれる側(バイトなら、教えてくれる人、割り算を教える私)もいうことになると思います。

誰しもはじめは体に染み込ませることがどれだけ大変かということを知っているのに、

そうではなくなり、自由にできるようになるとどうしても、はじめの頃のできなかった自分を

忘れてしまいます。できないことにイライラしてしまったり、

どうしてできないのかと責めてしまいがちです。

ですが、時間がかかるけれども繰り返し行えば、体に染み込んでいくのだということを

覚えておけば、物事をする側も教えてくれる側も互いに良い心の在り方になるのではないか

と思います。

わかったことは

何事も練習を重ねていけば、そのうち体に染み込んで、うまくできるようになる時が来るのだ

ということ。誰しもそのようなフェーズがあるということを覚えておくことで、

心の余裕が持てるのではないかと思います。

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