先日バイト先に「おばちゃん」について書いてみました。そんなおばちゃん
のようになるには、自分の強みのようなものを見つける必要があるのではな
いのかと感じました。
そんな中、自分の力は何があるのかを深掘りするのに
ちょうど良い本を見つけました。
「自分らしく生きている人の学びの引き出し術 尾石晴」
という本です。
「自分らしく生きている人」って「おばちゃん」の精神にも通ずる様な気が
します。
本の紹介
この本は題名にもあるように、「学び」というキーワードを起点に自分らし
く生きていく方法を模索していこうという本であると思います。
自分らしい生き方をするために助けてくれるものとして、
「学びの引き出し」がある。
その「学びの引き出し」とは、自分の中にある今まで蓄積してきた
「学び」であり、それはクローゼットの中の服のように、たくさん入っ
ている。それをうまく活用するためのトリガーとして学び軸というのがあ
り、それをしっかりと認識することで、「学びの引き出し」を活用し、自分
らしい人生につながっていくということだ
というのが、本書に関する私の解釈です。
そして、その「学び軸」を認識するためにどうしていくのかということが
書かれていると同時に、そのためのワークシートがあるという、
読むだけではなく、考える時間を実際に持てるとても有意義な本
だと感じました。
自分の強みと何が関係あるの?
先ほどの本の紹介の中でも、キーワードとして「学び」という言葉が何度か
出てきました。ですが、それって、自分の強みと何の関係があるの?
と疑問も持つ方もおられるかもしれません。
私自身、たまたまこの本に出会い、読み進めてきましたので、
まさかそこに「自分の強み」につながるとは思ってもいませんでした。
ですが、読み進めていく中で、私が求めていた
「自分にはどんな強みがあるのか」ということを
掘り出すのに通ずる部分がたくさんありました。
「自分の強み」というのは、
「自分の得意なこと、自分が好きなこと、自分が興味あること」
というようなものから湧き上がる力、
ではないかと思います。
だからこそ、そのことに対して、何かしらのインプットを得ようとしたり、
知ろうとしたり、行動につながると思います。
その「自分の得意、好き、興味がある」ということが、
「学びの引き出し」を活用するのに必要な「学び軸」と
大きく関わっているのです。
だからこそ、本書を読み、ワークシートをしていく中で、
自分をしっかりと深掘りでき、自分の強みのようなものが
見えてくるということになるのです。
実際に自分がワークシートをしてみて
ワークシートをしてみて、なんとなくの自分の強みの片鱗のようなものが
見えてきたように思います。ですが、まだまだ深掘りしていかないといけな
いなという感想も持ちました。このあやふやな感じが、まさにバイトのおば
ちゃんのようなパワーに到達できない所以かなとも思いました。
おばちゃんたちはなんだか自信と確信に満ちているように感じます。
揺るぎなさのようなものです。
ですが、私はまだ、本書で言うところの「学び軸」が持てていないので、
オドオドとしているのかもしれないと感じました。
本書では、毎日のある行動で、「学び軸」を見つけていけるようになる
ということも書かれていましたので、実際に取り組んでみて、
「学び軸」を見つけていこうと思います。
おばちゃんの凄さを改めて感じた
ここでさらにおばちゃんの凄さを感じたのですが、おばちゃんというのはこ
の「学び軸」というものを体得できている人なのだと思いました。勝手なイ
メージですが、おそらくワークシートなどを使用せずに、実地体験を積みな
がら、身につけたものではないかなと思うのです。それこそ一朝一夕にはい
かない日々の何気ない鍛錬によって培ってきたのではないかと思います。そ
ういうことも思うと、おばちゃんというものの凄さに改めて気がついたよう
な気がします。
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