一つ前の記事では、私がバイトをしている中で、今以上に働く人のバラエティが多くなっていく中でどのように私自身をアップデートしていなかなければならないかを考えていきました。
そんな中、ふと、バイトがうまく回っているのはもしかして
「おばちゃん」
のおかげではないかと思いました。
(あえてここは親しみを込めて、「おばちゃん」と呼ばせていただきます)
だとすると、「おばちゃん」について考えることで「おばちゃんの凄さ」が
わかり、そこから何かしら新しい考えが見出せるかもしれません。
少し考えてみようと思います。
ここでの「おばちゃん」とは
私は子育てが少し落ち着いてきた時に、バイトをスタートしました。色々な
場所に行きましたが、その中でもものすごいインパクトがある存在は、圧倒
的に「おばちゃん」でした。
私自身も年齢的にみたら、「おばちゃん」という部類になるのだと思います
が、私がここでいう「おばちゃん」は、年齢的なものではありません。
何かものすごいエネルギーのようなものを感じる女性のことを言いたいと思
います。
だからあえて、ここでは「おばちゃん」と尊敬の気持ちも含めながら呼ばせ
ていただきたいと思います。ではその「おばちゃん」とは何が違うのか、
どのような人なのかを、私の独断と偏見で書いてみたいと思います。
私が見たすごいバイトの「おばちゃん」たち
能力がずば抜けて素晴らしい「おばちゃん」
長い間、この仕事に従事して、社員さんよりもいろんなことを知っている「
おばちゃん」。この方は本当に桁違いにすごいなと感じます。
何がすごいかというと、長年働いているのでいろんなことを知っているの
で、動きも凄まじく早く、段取りも非常に素晴らしく、無駄な動きがありま
せん。さらに職場の無駄を一切を省こうと言う精神が半端ありません。
さらに、いろんな人ともコミュニケーションを取るのが得意な方が多いの
で、バイト、パートさんの困り事などを、ズバリと社員さんに告げることが
できます。色々と仕事のコツなどを教えてくれるということもあります。
このような方がいれば、場もしっかりと締まりますし、円滑に物事
が進められるような部分があるように思います。
ほんわかした「おばちゃん」
このタイプの方は、仕事の内容よりも、仕事場の雰囲気を何かいい方向に持
っていってくれると言うような力があるような気がします。色々な失敗をし
たりしても、なんだか許せちゃう、もしくは、そのおばちゃんの失敗を起点
に何かしら場の雰囲気が和らぐようなそのような方もおられるような気がし
ます。ですが、これは一歩間違えると、例えばその職場にいる人によって
は、そう言う人を非難してしまって、逆効果を生むこともあるようにも思い
ます。ですが、そのほんわかした「おばちゃん」がいることで社員さんとバ
イトさんとのいい感じの架け橋にもなっているように感じます。
気配り上手な「おばちゃん」
このタイプの方は、よく人の動きなどを観察していて、誰か何か困ってそう
なことがあると察知したり、そっと何かを補充してくれたりと、縁の下の力
持ちタイプの方で、知らぬまに誰かしらの何かの助けになっているような方
です。オールマイティにできる「おばちゃん」の中にもそのような方は多く
おられますが、さりげなくされている方にも本当にすごいなと感じます。
色々な「おばちゃんパワー」から考えたこと
以上が私の勝手な「おばちゃん」のすごいと思う力です。これらをみてみる
と、おばちゃんのパワーがすごいと言うことと同時に、一人のおばちゃんが
スーパーおばちゃんなのかと言われればそうではないことがわかりました。
それぞれの方の持ち味というか、経験値というかそのような蓄積からの結果
がおばちゃんの爆発的なパワーにつながっているのだと気がついました。多
様性を受け入れながら進める鍵は、色々な人の色々な力が良いバランスで組
み合わさることによって、成り立っていくことのように感じます。だとした
ら、私自身ができそうなことは何か、自分ができそうな力は何か、またそれ
をどのように活かせそうかと言うことに自分自身が気がつくことが大切な気
がします。自分を知ること、そしてその力を蓄積することであの「おばちゃ
んパワー」が出来上がるような気がします。そしてそれは、彼女たちの自信
の表れでもあるような気がします。
なので、一朝一夕で出来上がるパワーではないとは思いますが、自分を知
り、コツコツとその力を積み上げていくことに励むというような地道なこと
も必要に感じました。
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