感情コントロールできる自分になる!第二十弾『超訳 自省録エッセンシャル版 佐藤けんいち編訳』

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感情プロジェクト(イライラや怒りに関する本を20冊読んで自分の血肉として

自分を改善しようという試み)のついに目標の本20冊目を迎えました。

そんな中、今回は偉人の言葉をまとめた本を読み、

考えた事、わかった事等を書いてみようと思います。

自省録とは何ぞや

まず初めに、自省録というのは何かについて、

今回読んだ本

『超訳 自省録エッセンシャル版 佐藤けんいち編訳』

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を参考に書いてみたいと思います。

自省録は、紀元2世紀に生きた実在のローマ皇帝のマルクス・アウレリウスによって書かれた

「瞑想記録ノート」だそうです。瞑想記録ノートということなので、人に見せるために書かれたもので

はなく自分自身の考えなどを就寝前に書いていたものだと思われます。

そして、書かれている内容ですが、それが先ほども書きましたが、今まで感情コントロールプロジェクトで

見てきた内容と同様のことが書かれています。

本書では、私たちにわかりやすい形に編集されていて、感情コントロールプロジェクトで感じ必要と

思われるエッセンスにカテゴライズされていました。

例えば、目次から抜粋すると

「今」を生きよ

思い込みを捨てよ

他人に振り回されるな

といったものがあります。

そこから考えた事

書かれている内容もひとつひとつ読んでいくと、感情コントロールで必要な要素がたくさん書かれている

のですが、それ以外に気が付いたことが3点あります。

1,自分との対話をアウトプットして、書いてみるということ
2,本質的な事は昔から大きく変わっていないのだということ
3,私たちに与えられた時間は制限つきであるということ

自分との対話をアウトプットして、書いてみるということ

マルクス・アウレリウスが皇帝になったときは、既にローマ帝国の全盛期は過ぎており、

大きな問題がある状況だったようです。

そのような状況のため、問題解決に翻弄されていたようです。

そんな中でも、いや、そんな中だからこそかもしれませんが、自分自身との対話を深め、

この状況をどのように乗り越えるべきなのか、どうするべきなのかを、問い続けていたのでは

ないかと思います。

このような歴史に名を遺す方も、「書く」ことをし続けていたのだから、

効果というとなんともチープに聞こえますが、その必要性は絶大なのではないかと思います。

実際自分自身も一日のこと、もやもやする事を紙に書きだし、深堀することで、

頭だけで考えていた時よりも、違う考えが生まれたり、感情で見失いかけていた

本当に思いなどに気が付くことができたりと、多くの効果効能を感じています。

本質的な事は昔から大きく変わっていないのだということ

マルクス・アウレリウスの残した言葉を読んでいくと、

約1800年前という時代を超えているにもかかわらず、私にはすんなりと理解出来き、

心をゆらしてくれることが何度もありました。

と考えると、大きな時代の流れを超えても、なお一貫している思いや考え、悩んでいる事

があるのだと知ることができたように思います。

そして、そのような本質のようなものは、大きな時を超えても、なお変わっていない部分

なのかもしれないと改めて感じる事が出来ました。

ならば、今まで見てきた感情コントロールプロジェクトの内容というのも、

間違った方向性ではないのではないかなと思うに至りました。

私たちに与えられた時間は制限つきであるということ

この本でも、毎日を人生最後の日として過ごせという章があるほど、

マルクス・アウレリウスはその事を意識して何度も書いています。

この絶対起こる現象「死」に、私は時として無自覚になっています。

ですが、その事にもう少し目を向ける事で、私の行動ももしかしたら少し変わってくるのかもしれません。

この事に意識的であれば、感情コントロールできるのかもしれません。

もし怒ったまま私の時間が終わってしまったら、私は後悔しないだろうかと。

実際に、今日しょうもないことで子供を怒ってしまったのですが、ふとその事が頭をよぎったので

すぐに謝りました。すぐ感情はコントロールできないけれど、気が付くことができれば

行動を変える事が出来る。

感情コントロールプロジェクトを終えてみて

今回、感情コントロールにまつわる本を20冊読んでみて、変化が起こっているの間違いありません。

意識が大きく変わりましたし、生き方みたいなものも改めて考える事になっているように思います。

すぐには変える事が出来ないけれど、意識する事がほんとうに重要だと思います。

なので、これからも今まで学んだことを、何かしらこのブログで発信する事で、自分自身の

意識の変化を継続させたいと考えています。

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