10月になりました。2023年の終わりが近づいてきたと少し焦り気味な私です。
なにか変化を起こしたいと自分の中で思いながらも、何も起こせず変われない自分がいます。
「どうしたら変われるのか?」
考えるきっかけがありましたので、少しその考え方を書いてみようと思います。
「自分は変わることはできるのか」を考えるきっかけ
私は、「感情コントロールプロジェクト」と題して、感情に関する本やそれに関係するような本を20冊読み
そこから考えた事、実践しながら、自分自身の感情をコントロールできるようになろうと
いう試みをしています。
自分の怒りに任せて、子供を怒ってしまう、そんな自分を変えたいと思って行っているものです。
現在18冊の本を読み、感情に関する事を学んできたと思います。
ですが、正直に申し上げると、劇的に変わったかと言われるとそうではないというのが現状なのです。
だから、自分を変えられることは本当にできるのだろうかと少し疑心暗鬼になっている部分もあります。
アドラー心理学では、他人は変えられない、変えられられるのは自分だけだというようなことが言われています。
確かに、他人を思い通りに変えることは不可能に近いと思います。
ですが、自分自身もまた変わることも、そう簡単ではないということを、改めて、
そして身をもって体験している最中です。
自分を変えるための心得
でもそんな中で、わかったことがあります。
それは
です。
人はすぐには変われないということを理解しておくこと
今回の感情コントロールプロジェクトを進めていく中で分かった事は、
感情コントロール、それは一生かけてし続けていくものだということです。
仏教という観点で、感情コントロールの本を読んでいくと、生きる事それが全て勉強である。
というようなことも書かれていました。
となると、簡単に自分を変える事は難しいということかもしれません。
以前ブログで書いたことがあると思いますが、やはり
「すぐに人は変われない」
ということを、理解しておくことが一つポイントだと改めて思いました。
どうしても、今の世の中スピードが重視されたり、まわりのスピードが速いのでどうしても
何事も早い方がいいような気持ちになってしまいます。
ですが、本来、自然のあり方を見れば、そんなスピーディな変化は行われていないように思います。
人間の体の成長にしても、草木の成長にしても、時間をかけて変化していくものです。
そう思うと、早く変化する事を求めすぎないということも大切なのかなと思います。
変えたいことについて、しっかりと知っておくこと
感情コントロールプロジェクトでは、いろんな角度から本を読み進めてきました。
アンガーマネージメントの本、仏教から見た感情の本、人間の進化から見た感情の本、
幸福に関する本、その度にいろんな知識を得る事が出来ました。
そうする事で、感情というものがどういうもので、どうしていけばいいのか、
またどうしようもないものなのか、ということを知ることができました。
つまり、私が変えたいと思っている事について知ることができる、
だからこそ、どうす対応すればいいのかを考えることができるというフェーズに行くことができます。
具体的な対策が立てられるからこそ、いろんな動きが取れるということになると思います。
そうすれば、意志力のような不確かなものに頼るのではなく、
もっと建設的にアクションを起こせると思います。
実際、まだ感情コントロール勉強中の私ですが、子供を感情任せに叱っても、
どうしてそうなったのか、というような観点をもち、
子供にきちんと説明できるようになったということもあります。
他にも、本当に私のこの怒りは必要なものだったのかと振り返る事が出来る事もあります。
そして、この怒りの空間が私たちにとって幸せなのかという視点でものを考えられる時があります。
断片的ではありますが、学んだことが少しずつ生かされているのは、
どうすればいいのかを理解しているからではないかと思います。
スモールステップでいいから実践すること
そして最後は習ったことを少しでもいいから実践してみるというこ
例えば、感情コントロールに置いて、感謝日記がよいということが書かれて
実際日記など続かないタイプなのですが、1日でもいい
確かそうしてやってみると、今ま
当たり前のようにしてもらっていたことに、ものすごく感謝の気持ちがわいてきたり
と変化が起
毎日書いていくことが、推奨されているのでしょうが、私はできる時に書いているような状態です。
それでもいいのではないかと思います。まずはやったこと。
それだけでも「自分は変わった」と言えるのだと思います。
だって、昨日はその行動をしていなかったのですもの。大きな変化です。
どうやら「現状維持バイアス」というものが人にはあるようです。
となると、そのバイアスから一歩でも外に出れたのなら、すごいことだと思います。
そのように自分を励まし、鼓舞しながら、少しずつ変えられればいいのではないでしょうか?
習慣化するためには、そのための仕組みづくりなどが必要になる、という新しい問題が
発生するか
本当に変わるべきなのか、自分に問いただすこと
これは今までは全く異なる考えだと思うのですが、
本当に変えなくては行けないのかと疑ってみるということも大切な
また、何でも変えるのではなく、自分にとってはなんだか変えたいものだ
それをうまく活かせる方法は無いのかと考えるというこ
例えば、
変わりたいと思っているのは、別の何かがあって変わりたいと思っているだけではないか
と考えてみる。
(周りがいろいろと変化がある中で、自分だけ何もないから変えなければと思い込んでいるとか)
また別の例だと、
怒りの感情はやはり持ちすぎるのは行けないとは思うのですが、
そもそも子
もしくは、自分を守りたくて放った言葉なのかもしれない。
だったら、問題は言い方なんだから、言
とかです。
こう考えてみると自分がどうしたいのかをじっくりと考えるということなのかもしれません。
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