感情コントロールできる自分になる!第十七弾『実践ポジティブ心理学』

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感情プロジェクト(イライラや怒りに関する本を20冊読んで自分の血肉として

自分を改善しようという試み)の第17弾になります。

今回は前回の『「幸せ」について知っておきたい5つのこと』から「ポジティブ心理学」

という言葉がありました。

その言葉に興味を持ったのでそのことを調べながら、

感情コントロールに関することを書いてみようと思います。

今回選んだ本

今回読んだ本は

『実践ポジティブ心理学 前野隆司』

https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%9F%E8%B7%B5-%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6-%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%89%8D%E9%87%8E/dp/4569836178

ポジティブ心理学とは

ポジティブ心理学とは

「どうすればもっと幸せになれるか」を追求する学問。

ポジティブもネガティブも両方認めてあげようという世界観を持っているもの。

そして、ポジティブ心理学でいうところの「ウェルビーイング」とは「心身ともに充実したより良い状態」

とありました。

ポジティブ心理学の根幹にあるのは「幸せ」ということなのだということがわかります。

感情コントロールプロジェクトを進めていく中でも、「幸せ」という言葉が何度か出てきました。

私たちが生きていく中で、重要な気持ちというのは「幸せ」であると思います。

幸せになるには感情が大きく関係する事を改めて理解しました。

そして、感情プロジェクト第16弾で書きましたが、

100%ポジティブでいる必要はなく、そのネガティブな感情を深堀りすることで、

自分の本来の気持ちに気がつけるのではないかという内容でした。

その事を受け入れる事で幸せに近づくのかもしれません。

今回注目するのは「レジリエンス」

では今回この本でさらに幸せにつながる力、そして感情コントロールプロジェクトに通ずる考え

ると思うものに着目してみようと思います。

以前の感情コントロールプロジェクトでも「ウェルビーイング」は何度か出てきたと思います。

今回、このウェルビーイング、心身ともに充実した状態を満たすために必要なこととして、

「レジリエンス」「フロー状態」「マインドフルネス」が必要な要素だということがわかりました。

「フロー状態」「マインドフルネス」というのが重要な要素であることは、

過去の感情コントロールの話の中でも出てきたので、

今回は「レジリエンス」に注目してみたいと思います。

レジリエンス

「レジリエンス」とは、

あらゆる状況に対して反応の仕方を制御し、挑戦や逆境から立ち上がる能力です。

その能力を高めるためには、思考の柔軟性というのが重要だということです。

これは、感情のコントロールと関係してくるものだと思います。

物事の捉え方というのは、自分次第であることを何度も学んできました。

その力が大いに役立つということだということになります。

感情コントロールの力はつまりレジリエンスにも繋がってくるということになります。

そして、このような力は先天的なものではなく学習可能なスキルなのです。

つまり日々の修行が幸せに近づいていくということになるのだと思います。

レジリエンスが高まる4つの方法

今回この本にはレジリエンスが高まる方法が紹介されていました。

I can 困難を乗り越えた経験

I have 頼りになる人

I like 大切なものや楽しかった思い出

I am 自分独特の強み

例えば、何かマイナスな出来事が起こったとして、「I have 私には大切な家族がいる」 と思えば

回復する力を高める事が出来るようになるのだと思います。

マイナスの出来事が起こった時とは、視野が狭くなり、マイナスな考えのみが浮かんできたりします。

ですが、この4つというのは、すでに自分が持っているもの、積み重ねたものです。

そこに目を向ける事で、自信を取り戻す事が出来るだろし、回復することができると思います。

先ほども述べたように、この4つは既に自分が持っているもの、既になっている状態です。

つまり、doingではなくbeingにフォーカスしていると感じます。

自分が十分に満たされていると気が付くことができる。

自分の今までを振り返ることで、自分が歩んできた部分がきちんと自分の道になっている

と気がつくことができる。

そうする事で、幸せな気持ちが増幅するように思います。

子育てでも応用できるのでは?

これらのことは、教育に行くにも応用できるように思います。

私自身、時々ではありますが、
寝る前に、子供たちに、子供たちと共有してきた思い出を話したり、

私が考える子供たちの強み、凄いと思う部分を言ったり、子供たちが私にとって頼りになる人なんだということ

を伝えるようにしています。

それは、はじめは子供たちに聞かせるというよりは、自分自身の自己満足のためにやっていた部分があります。

でも、気がつくとそれが自分の心を癒やしてくれていたし、子ども自身ももっと聞きたいというふうに、

楽しそうに聞いていることもあるのです。ともに幸せな時間であるように思います。

こういうことが、習慣的にされていると、もしかしたら、子供たち自分自身が苦しいこと逆境にぶち当たった時に

役に立つように思います。

教育というと大げさですが、子供にも自分にも良い効果をもたらしていると思いました。

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