映画「ボスベイビーファミリー・ミッション」と感情「悲しみ」との共通項、「その時」を味わい尽くす事 

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今回は子供たちと見ていた映画「ボスベイビー」とそれから本「「幸せ」について知っておきたいのこと」

を読んでいて共通項があるなと思いました。

それは、おそらく

「人には、その時間というものを、きちんと味わいつくさなければならない。

そんなときが、その時その時にあるのだ」

という、「時、時」とやたら書いているのですが、そんなことを感じました。

一体どういうことなのかというのを今回は書いてみたいと思います。

映画「ボスベイビー」で見つけた「その時」

先日子供と見ていた映画「ボスベイビーファミリー・ミッション」。

この映画はマーラ・フレイジーが2010年には発表した絵本を原作とした

アニメーションシリーズ(wikipediaより)のようです。

そして見終わった後に気が付いたのですが、このお話には前編があったようです。

ですがとても楽しく見る事ができましたし、子どもたちも声を上げて笑うときもありました。

そんな中で私が気になったセリフがありました。

それは

「子供時代はあっという間に過ぎてしまう」

というような言葉です。

これが今の私には何かずしんと心に刺さるようなセリフであり、私自身耳の痛いセリフだなと感じたのです。

それは、

私が子どもたちに思いっきり子供という「その時」をしっかりと

満喫させてないと思うところがあるからです。

それは意図的にという部分と知らぬ間にそうしてしまっているという部分両方ともあるのですが、

子どもたちをより早く大人に近づけようと、先取りさせようとしてしまっていることがあると思うのです。

具体的には、「勉強は?宿題は?」とか「そんなことばかりしてないで、勉強したらどう?」

とか言っている。

元気よくはしゃいでいたら、「そんな大きな声出さずに、静かに遊んで」と言っている。

よくよく考えてみれば、

子供が勉強ばかりせずに、大いにはしゃいだり、跳んだり跳ねたりすることは普通のこと

というかそれが子供であるようにも思うのです。

ですが、気が付くとそのことはすっかりと頭から抜け落ちて、

世間一般つまり大人にとって都合の良いことを良しとしてすごしているから、

その都合を子供に適応してしまっているのではないかと思うところもあります。

だからこそ、その大人の都合から乱さないようにと、子供をそのレールの上を歩かせ、

はみ出さないようにと教育しているところがあると思うこともあります。

その枠にはめようとしているから、子供たちが子供時代をしっかりと味わえないまま、

窮屈に大人の世界にシフトさせられ、早く大人になってしまうのかもしれません。

あっという間に過ぎてしまう子供時代をせめて、子供達らしく過ごせるようにできればいいのだけど

そして、

その時代を私も子供とともに楽しめればいいのだけど

と思いながらこのセリフを聞いていました。

(もちろん、子供が成長していく中で学ぶべきルールなどはあるとは思うのですが、

時々窮屈すぎるのではないか

もしくはその中で本当は親である私が作れる環境があるのではないか

と思っているが出来ていないなとことを反省しているところです。

色々なジレンマがあります。)

本「「幸せ」について知っておきたいのこと」で見つけた「その時」

この本は私が今取り組んでいる感情改善プロジェクトの関係で読んでいる本です。

その中で、出てきた事として

「悲しいことが起きたらしっかりと悲しむということ。」

ことです。

悲しいこと、それ以外の主にはネガティブな感情というのは、多くの人は早く忘れたい、

早く取り除きたいと思って、その感情を味わうことというのはあまりしない、しないようにしている

のではないでしょうか?

私はこれができていないように思います。

現在は、感情改善プロジェクトで少しずつその必要性を感じて取り組んでいるところです。

ネガティブな感情にどっぷりと入り込むというようなことはなかなかできないことのように思います。

またネガティブな感情を持つ事がなんとなく罪悪感というか、ポジティブな感情の方がいいような気がして

無理やりそのようにふるまっている、ネガティブな感情に無理やりポジティブな感情を上塗りしているような

時もあります。

だから、なんとなくそのことを引きずっていたり、しこりのように残っている事も多いように思います。

だからこそ、このネガティブな感情をしっかりと味わい尽くす、「その時」が必要なのだと思います。

まとめ

先を先を、未来を未来を、といろんなことがスピーディに進む世の中なので、

本当はしっかりと「その時」をしっかりと味わい尽くす必要がある時間も

味わいつくさずに流れるように進めていく。

そうすると、結果的に何かが不完全のままになっているのではないか

と、この二つの出来事から感じました。

自分自身でその流れを上手くコントロールして、必要なときにはゆっくりと進むということを

意識的にしていく必要があるなと感じました。

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