感情コントロールできる自分になる!第十四弾『GRATITUDE毎日を好転させる感謝の習慣 スコットアラン』

チャレンジ報告

感情プロジェクト(イライラや怒りに関する本を20冊読んで自分の血肉として

自分を改善しようという試み)の第14弾になります。

感情プロジェクトで13冊の本を読んできましたが、その中でも良く出てきたワードとして

「感謝」という言葉がありました。ですので今回は「感謝」に関する本を読んでみました。

今回読んだ本

今回読んだ本は

「GRATITUDE毎日を好転させる感謝の習慣 スコットアラン」

https://www.amazon.co.jp/GRATITUDE-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%89-%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%82%92%E5%A5%BD%E8%BB%A2%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%84%9F%E8%AC%9D%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3-%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3/dp/479932909X

「感謝」することが良いものであるというのは、なんとなく感覚的にもわかると思います。

感謝する方も感謝される方もどちらにとっても気持ちがいいものだと思います。

では、「感謝」が自分自身にどのような影響を与えるのか、

どのように感情コントロールと関係しているのか

どのようなことをしていけばいいのか

そのあたりを深堀りしてみたいと思います。

そして最後に実際に行動してみた事を書いてみようと思います。

「感謝」によってどのようなことが起こるのか?興味のある方はぜひ読んでみてください。

そして感想、御意見を聞かせてもらえれば大変うれしく思います。

 

感謝がどのような影響を与えているのか

本書を読むと、たくさんの感謝のプラスの影響が書かれています。

その中でも特に私が気になったものをピックアップしてご紹介してみたいと思います。

ストレスを軽減し、不安を和らげ、抑うつを防ぐ
ポジティブな姿勢を手に入れる事が出来る
自分が「持っているものに」に意識を向け、その恩恵に気が付くことができる

ストレスを軽減し、不安を和らげ、抑うつを防ぐ

感謝をすることで体の中の機能と連動して自分の感覚、感情を大きく好転させることができるのだと言います。

ストレスや不安というのは、多くの場合、未来のことに意識が向けられその事で、

交感神経が過剰に働いている状態だと思います。

「今ここ」「現在」ではない部分に頭がある状態です。

ですが、「感謝」する事で、副交感神経の働きを活発にするようです。

確かにと納得できる部分があります。人に感謝をしている時は、気持ちも穏やかであり

安定した状態だと思います。

ポジティブな姿勢を手に入れる事が出来る

感謝をすることで、なんと幸せホルモンである「セロトニン」、「ドーパミン」が分泌されるというのです。

そうする事で、心が安定してきたり、幸せを感じやすくなる。

つまり感情も安定してきて、ポジティブな姿勢を持つ事が出来るということです。

感謝をすることで身体の中から変化が起こるというのが驚かされます。

「持っているものに」に意識を向け、その恩恵に気が付くことができる

これを読んだとき私がふと頭をよぎった言葉が二つ

「beinig」

「足るを知る」

これはウェルビーイングを語る文脈でもよく出てくるワードだと思います。

「ウェルビーイングを見つけるヒントとして、doing(すること)」ではなく「being(いること)」

の感覚を大事にすることだ。」と以前読んだ

「むかしむかしむかし あるところにウェルビーイングがありました
-日本文化から読み解く幸せのカタチ石川 善樹/吉田 尚記 著」

にも書かれています。「今の状態」にフォーカスする事でhappinessを手に入れる事が

出来るのかもしれません。

それが感謝する事で可能であるならばすごいことだと思います。

自分の外側ばかりに意識して、何かをするのではなく、

今の現状に目を向けて見つめ感謝する事で、自分がどれだけ恩恵を受けているのか

と知ることができれば大きく気持ちも変わるような気がします。

 

3点あげてみました。でも「感謝、感謝」を言われても、効果効能の為にすることに違和感を

覚える方もおられるかもしれません。

ですがここで朗報です。

感謝することを習慣を身につけることで、脳の神経回路が強くなり、

自動モードで感謝することができるようになる。

つまり習慣化することできる

ということなのです。

はじめはぎこちないかもしれませんが、「感謝する」ことを意識していけば、

自然とプラスの循環が巡ってくるようになるのです。

どのように感情コントロールと関係しているのか

これは、今までの感謝による私たちの影響を見てみると、答えが出ていると思います。

感謝する事で、自然と身体が反応して、副交感神経を優位にし、幸せホルモンを出してくれる。

こうする事で、心も安定してくるのです。

感謝している空間に、怒りなどマイナスの感情はなかなか湧き起らないのではないでしょうか?

こうして見てみると、やはり感情について考えるとき、

身体と心や感情は繋がっていて、循環しているということを考えさせられます。

全ての流れがうまく回る事が、私たちを作っているのだと改めて分かりました。

だから、どこかだけを良くしようと思うのではなく、全体のバランスをうまくとる必要が

あるのだと思います。

どのようなことをしていけばいいのか

それは書くまでも無いですが、とにかく「感謝をする」ということです。

といっても、日々私たちは感謝をしているでしょうか?

私自身、定員さんに「ありがとうございます」と声をかけるようにしたり、

なにかしてもらったら「ありがとう」ということはしています。

ですが、例えば家族にいつでも感謝を言葉で言ってるかと言われればしてなかったり、

ひどい時にはしてもらって当たり前のような時さえあります。

だからこのような状態をもっと変えていくということになると思います。

では具体的にはどのようなことを実践していけばいいのか、

本書に書かれている事をかいつまんで書いてみると

感謝の言葉を唱える
感謝の言葉を書き留める
感謝の言葉を伝える

具体的には、朝と寝る前に5つノートに書いてみる事を習慣にするということも書かれていました。

私がおもっている「感謝」よりももっと厳密にというか、きっちりとというかひとつひとつしっかりと

行っていくという感じだと思います。

なかなか感謝する事が思いつかないということもあると思います。

ですが、例えば「朝、太陽に浴びる事が出来た事に感謝」というようなことでもよいから

書いていくということです。

実際にやってみて

この朝と夜に5つ感謝を書くということを実際にやってみました。

そうすると、はじめは少し形式ばって書いているようで、もぞがゆいような感覚になっていました。

でも、だんだん慣れてきて、本当に感謝の気持ちを持てるようになったように思います。

朝私が書いている事で

「今日も家族みんなが川の字で寝られたことに感謝」

と書いているのですが、こうして書くことで、子供を授かった時の幸せだと感じた気持ちだったり、

子どもたちの寝相の悪さに幸せな気持ちになったりと少しづる変化がありました。

また、つい口癖で「何かいいことないかな」ということが多かったのですが、

ふと今のままでいいことだと思えることが増えたように思います。

このように感謝する事で少しづつ自分の気持ちにも変化が出ていると思います。

それに感謝の言葉が広がっている場所にマイナスな事は起こらないと思うのでそれだけでも

素敵なことだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました