感情コントロールできる自分になる!第十弾『どならない練習 伊藤徳馬』

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感情プロジェクト(イライラや怒りに関する本を20冊読んで自分の血肉として

自分を改善しようという試み)の第10弾になります。

ついに目標の冊数の折り返しに来ました。

もともとこのプロジェクトは、私が子供に怒りやすくなっている。それを改善したくて

始めたものでした。

そんなわけで今回は原点に戻り、子供と自分の関係から考えるどならないことに

フォーカスした本を読んでみました。

今回読んだ本は

どならない練習 伊藤徳馬

Amazon.co.jp

 

今回のキーワード

練習あるのみ

ぼちぼち行こう

大切のは良いフィードバック

 

どならないことを練習しよう

どならない為の「型」を身につける

まず軽く本の紹介をしてみます。

この本は、

どならないことを、ピアノやスポーツの練習のように、練習していこう

という面白い発想の本です。

ではどうしてピアノの練習のように、どならない事を練習するのか?

それは

子育ての環境が激変したこと

そして、この変化に合った子育ての方法を誰にも教えてもらってないのに、

子育ての要求水準が上がったこと

と著者は語ります。

だからこそ、

どならない練習を繰り返すことによって「型」として

取り入れて定着させ無意識的に動かしていけるようにする

と、面白い発想だと思います。

今まで何も考えていませんでしたが、子育てというのは誰から教わるわけでもない。

どうやっているかと言われると、今まで自分が受けてきた教育等を参考に、

無意識で行っているようにも思います。

もしくは、いろんな本を読んで、それを受けて行っているということもあります。

現在は自分の時と受けてきた教育や環境も異なるし、育児書のようなものもたくさんあって

何が何だかわからないというのも事実かもしれません。

常に手探りの状態のまま子育てをしているという感じかもしれません。

だから、子育ての大切だと思われるエッセンスを、武道の「型」のように何度も意識して取り組むと

自然とできるようになるかもしれません。

完璧を目指さないーぼちぼち行こうー

何よりこの本の好きな部分は、これ実践したからといって100%の成果がある

というわけではないとはっきりといっているところ。

子供も大人もどなる、どなられることはハッピーなわけない。

だからこそうまくいく頻度を上げるという、軽いスタンスで行っていきましょう

と言う提案です

少し気が楽になりますよね。

ついつい子育てとなると力が入りすぎたりして、怒っては、反省、落ち込みという負のループ

なりがちです。それに子供も怒られて嫌な気分になるだろうし、

毎日のことならもう聞いてないということにもなりかねません。

だからこそ、親も子どもすこしでもウィンウィンな関係を作るための一歩という感覚は

優しいなと感じました。

 

私がとくに注目したことー良いフィードバックを返すー

詳しい内容は本を読んでいただくの一番ですが、

どなる前に使いたい8つの基本的な対応方法というものがあります。

これがどならない「型」になります。例えば、褒める、環境をつくる、などなど

その例えを見ると、育児書などにも書いてありそうなことだと思われたかもしれません。

ですが、私の中で目から鱗が落ちる内容があったのでそのことについて触れてみたいと思います。

それは「褒める」に関してです。

褒めるってよく言われますが、私はなんとなくほめるって難しいなと感じていました。

なんでも褒めればいいというもんでもないし、だからといって何か特別なことをしない

と褒めないというのも違うような気がします。

褒めるってなんとなく上から目線のような響きもあるし抵抗もあります。

つまり、私は適切な褒めるがわかっていない=子供を適切に褒めていなかったかも

ということに気づかされました。

では、この本で書かれていた褒め方とは

「ほめることのねらいは、せっかくできた子供の望ましい行動が次回行こ網も起きる可能性を高めること」

「その行動、イケてるよ。次もその調子でいこう」というフィードバック

ほめる対象となる行動は、問題行動の反対の行動、つまり『通常の行動』です

ということです。

褒めるとは

「通常の行動』そしてその子に『その行動いいぞ」とフィードバックすることなんて

考えてもみませんでした。

親である私が叱る部分って、結局は悪いことばかりにフォーカスしていて、

普段できている望ましい行動には目もくれないなということ。

もちろん何でもかんでも普段の行動を褒めるのは違和感ですが、

何か直してほしい事など、出来ている事も時々はある。そのできている方にフォーカスする。

そして子供たちにフィードバックを返すことでこうすればいいのかという安心感のようなものを

与える事が大切だと感じました。

私に出来ていないことだと気が付きました。

となると、本当に大切なことは、子供たちの観察が重要だなと思いました。

子供たちの変化にどれだけ気がつけるか。

私が叱っているのはただ目の前の現象に対して反射的に行動しているだけなのだと。

大人の世界でもあることだな

話がとんと変わり、最近私はパートをはじめました。新しいことを教わって実践する。

でも大人だから、指導してくれる人が常にいるわけではない。

だからフィードバックがなくて、心がざわざわしながら作業をしています。

もちろん自分でフィードバックを求めますが、いつもきちんと応答があるわけではなく。

こんな経験をして、子供ももしかしたらこんな気持なのかと。

置されていて、失敗したら叱られて。これでは確かに行けないなと反省させられました。

だからこそ、子供のことを観察して、きちんとフィードバックしてあげる

ほめるも大げさなことでなく、事実にフォーカスして伝えるということでいいのかなと思います。

まとめ

どらないようにするためには、武道のように

基本稽古に励むこと。

子供をしっかり観察すること

問題行動に基準を置き、それに対応する普通の行動をきちんとほめること

ゆるゆると気長にやっていければいいなと思います。

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