今回は日常に起きた事からふと考えたことについて書いてみようと思います。
それは子どもの習い事に関してです。
子どもの習い事の目的として、
習っている技術がレベルアップするため
習っている事を楽しむために行く
ということがあげられるように思います。
それももちろん重要なことであると思うのですが、私はそれ以上に
私たち親以外の大人と関わることが大切
と考えています。
具体的にどんなことなのか
はじめに私が考えることを書いてみたいと思います。
エピソード
どうしてそのように考えるようになったのか具体的なエピソードを
書いてみたいと思います。
①先日、娘の学校の先生から、娘の「筆圧が弱い」ということを教えて頂きました。
②そこで色々と考えてみました。
鉛筆は2Bとか4Bなど濃いめと思われるものを使っている。
子どもが宿題をしている時は、疲れていたり、めんどくさいのか、
だらだらと取り組んでいるので、力をいれてしっかりと書いていないのが原因かもしれない
と考えていました。つまり、彼女の気分次第によるのではないかということです。
③そんなこんなで日が経って、娘は習字を習っているので、
書くことのプロの習字の先生に筆圧の件について聞いてみました。
④そうすると、筆圧は体格の要因もあるとの事を教えてもらいました。
高学年くらいになると、安定してくるということも教えてもらいました。
今までのエピソードを振り返ってみると
①から、私ではない親の目線の重要性に気づかされた
学校の先生からの指摘がなければ、私は筆圧に関して何も感じていなかったわけです。
私の悪い所ですが、それよりも字が汚いなとマイナスな部分ばかりが気になっていました。
(私に偏った見方があるということも気づきました。)
先生という私とは違う目線の大人がいてくれたから、そこにフラッグがたったということになります。
②から、自分なりに考えるきっかけになった
ここで自分なりに子どものことを考えるきっかけをもらいました。
具体的に、子どもを観察する部分を提示してもらった感覚もありました。
しかし、ここで解決策や答えはあやふやなままで、心の中は少し不安感があります。
③から、私以外の大人からいろんなアドバイスをもらうことができた
そして、親自身が安心感を得る事ができた
今回の場合は、私の疑問にきちんと答えてもらえるプロだったから、
解答を得る事ができたというのもあります。
しかしながら、こうして私のもやもやを解決するということで、私は安心感を得ることができました。
それ以外にもあるいろんな大人たちとの関わりメリット
このエピソードには出てきませんでしたがこれ以外にもいろんな例が挙げられると思います。
私だけでしょうか、親となると、どうしても子どもの良い面よりも悪い面が気になってしまう。
だから、家にいると、子どもは小言ばかり言われるようなことになりかねません。
しかし、習い事の先生は職業だからということもあるかもしれませんが、
よく娘のことを具体的にほめているところを見ますし、私にも色々と教えてくださいます。
子どもの気持ちもハッピーになれるし、私自身も明るい気持ちになれる、
そして良い面を見なくちゃという気づきにもなります。
なかなか普通に生活していると、大人と関わる事が少なくなっています。
我が家を考えると、もし習い事に通ってなければ、学校の先生と親だけが普段接している大人
ということになります。それ以外の大人と話そうとしてもハードルが高いし、
大人もなかなか話せないと思います。
しかしこうして習い事をすることで、
例えば習字であれば、習字という共通のツールで、いろんなことを話せると思います。
娘も先生に、ここの間が空いているね、などと字のことを先生と話したりしています。
その姿等を見ていると、この行動の方がもしかしたら習い事をさせてる価値があるの
かもしれないと思います。
子どものことを考えていると、時折悩んだり、本当にこれでいいのかと考えてしまうことがあります。
ですが、私以外の大人と関わっている事で、子どもがその大人たちからもいろんなことを
学ばせてもらっているのだと思えば、なんとなく肩の荷が降りるようなそんな感覚もあります。
親だけの意見が正しいわけではない、いろんな考えがあるということを、子供が知る、体験する
いい機会になると思います。
こうして考えると、子どもだけでなく親にも大きなメリットがあるように思います。
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