勉強のツールについて考えてみる

育児

子どもの勉強を考える時に、何も考えずに学校で出された宿題をベースに考えていました。

勉強の内容は、学校でマスターして、その復習として宿題をする。

これだけきちんとしておけば、学校の勉強の内容は理解できるだろうという感覚でした。

どちらかといえば、学校に丸投げな、受け身の姿勢でした。

しかし、子供の勉強の状態を見ていると、私の思っているような感じとは大きくかけ離れていました。

私の娘はいまいち理解できていない。。。これでは少し問題かもしれないなと思いました。

だからと言って、遊ぶ時間を減らしたり、遅くまで勉強させるのも違うよなと思う葛藤があります。

なので、そんなに苦にならないように勉強できる方法やツールはないものかと考えてみました。

その① 身近な場所に

1つ目に、学校の教材にありました。

教科書や学校から配られるドリルを見てみると、QRコードがついています。

今までしっかりと教科書などを見ていなかったけれど、

教科書のいろんなところにQRコードが付いている事に気が付きました。

なので試しに、スマホで見てみたら、そのトピックのちょっとした動画が見れたり、

算数だと問題が出てきました。動画も親と一緒にみて、いろんなことを話し合えれば、活用できる

かもしれません。

算数などはいろんなドリルなどを購入していましたが、このような教材も取り入れるなど

してもよいなと思いました。

ただし、教科書らしい作りになっていたので、子どもにとっては、学校の宿題の延長となって

興味が持てない可能性もあるなと思いました。

その② 視覚に、聴覚にうったえる

みなさんもよくご存じだと思いますが、動画サイトであるYouTubeです。

私もよく利用しますが、私の場合は、ただエンタメとして楽しむというよりは、

ヨガなどのお手本とか、どのようにしたらいいのかといった、教えてもらう、学習という観点で

楽しませてもらっている事が多いと思います。

本当に今はいろんな有益なサイトがたくさんあるし、わからなければ何度見見直せると

いろんなメリットがあります。

と自分はしっかりと恩恵にあずかっているにもかかわらず、

なぜか子どもの勉強には使用していませんでした。

これは、子供が見るとなると、なんとなく学習とは異なるエンタメ重視になってしまう

という、激しい思い込みがあったからです。

しかし、実際に見てみると、私が説明するよりも圧倒的に分かりやすく、

面白いものもたくさんあります。

同じ題材でも、作っている人が違えば、異なったチャンネルになるので、

自分の好みで、それを選べるというのもいいと感じました。

ただし、YouTubeの問題点は、先ほども書きましたが、別の誘惑もひそんでいるという点

また、本当にコンテンツの内容が正しいものかどうか、

コンテンツの内容が優れているものかを判断できるかどうか、ということもあると思います。

そのあたりのうまい付き合い方、リテラシーなど、親子共々に必要だなと感じました。

その③ ネットでまるっと家が学校に

「子供が教育を選ぶ時代へ 野本響子」の本に書かれていたのですが、

今は、独学サイトが充実しているということです。

その中でもカーンアカデミーという教育プラットホームは非常に革新的だということです。

自分の度合いに合わせて勉強を進める事が可能で、ゲーム性もあり、楽しみながら学習できるものです。

実際に、私もカーンアカデミーを受講し始めましたが、動画なども、堅苦しいものではなく、

テンポの良いものですし、分からなければ何度も動画を確認できます。

問題も豊富で、解説もしっかりされていました。この学習は何%出来ています、

ということも表示されているので、100%にしたい、というような心理にうまくフィットして、

やらなくちゃという気にもさせてくれます。

これは、もうお家がまるっと学校になっちゃた感じです。

マレーシアでは、ホームスクーラーの子供たちは、カーンアカデミーを使用しているようです。

一人でコツコツ取り組める人には、勉強をゲームの様に楽しみながら出来るので、

とてもすばらしい教育プラットホームだと思います。

個人にあったツールを選ぶ事

別の観点から、教育のやり方を考えていくと、

人には「認知特性」という情報認識方法というものがあるようです。

簡単に言うと、情報を認識する際に、見るのが得意な人、聞くのが得意な人、

読むのが得意な人というように、優位に働く部分が異なるようです。

その程度はバラバラなのではっきりと3種類に分けれるということではない)

個人個人で優位な部分が異なるのであれば、それに合わせて、

勉強などの方法や種類も、変えたり、選んだりしていけば、

スムーズに身につくようになるのかもしれません。

私もある事なのですが、使用するものによって、物事がはかどる事、

はかどらなかったり、ヤル気が出ないことなどがあります。

勉強とは関係ないですが、手帳や日記等は、私の場合スマホのカレンダー等よりも、

紙と鉛筆で書く方が、頭に残ったり、理解しやすいということがあります。

思いついたことなどいろんなことを書き記すのに、スマホのようにキッチリと定型が

決められているとなんだか使いにくいと感じる事もあり、

イメージが沸き上がらないことがあります。(アプリなどによっても違うのかもしれませんが)

勉強でも、単語を覚えるなどは、本を見てというよりも、

アプリを使用してゲーム感覚で行うほうが楽しくて続けられるということもあると思います。

これは、子どもの勉強でも同じことが当てはまるかもしれません。

もしかしたら、紙ベースではやりにくいけれど、

タブレット等で学習する方が合っている事もあるかもしれないなと思いました。

自分の好き×自分の優位部分を生かすことで、個人にあったものがあるのかもしれません。

いろんな手段が選べる時代であるし、子供に合ったものを使用して勉強していくのも

いいのかもしれないなと思いました。

まとめ

私自身、今まで、勉強のことを学校にお任せするような姿勢でした。

できれば、学校内で全てをマスターするというような、なんとなく考えを持っていました。

でも、いろんな便利な、そして自分に合うものを選べる時代だからこそ、

それをうまく活用しながら学習する。そうというと少し堅苦しいですが、

勉強が楽しんでできるツールで勉強する事がいいのかなと思いました。

そして、そんなツールをうまく提供するのが、私の役割かもしれないなと思いました。 

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