今回は子どもの教育について、小学一年生だった娘をみて、
私が疑問に思ったことを掘り下げていこうと思います。
娘が小学一年生だった時の私の姿
私の子供が小学生になって、その一年間を振り返ると、
子供ではなく自分がひどく動揺していたと振り返りました。
例えば自分の子供が勉強で追いつけなくなるかもしれない、
もっと勉強をさせるべきなのか、
と変に力が入って勉強をさせていたこともあったし。
でもこれでは、娘が小学生ライフをエンジョイできないではないかと悩み、
突然勉強のことなど何も言わないようにしてみたり。
とにかくブレブレの一年でした。
そこを踏まえて
今もきちんとしたスタンスで動けているわけではないのですが、
は意識してやろうと今はこのような結論に至っています。
この結論に至るまでに私はいろんな疑問を持っていました。
そして、まだまだ分からないことなどがたくさんあります。
それを自分なりに調べたり聞いたりしたことを何回かに分けて書いてみようと思います。
疑問が生まれる
私が異常に勉強をさせ、マスターさせようとしていた時に、
と、ふと疑問を思ったのです。
仮説
赤ちゃんから幼児のころまでは、成長スピードが非常に速いですよね。
成長の目安のような表では、0歳児などは月齢ごとに、いろんな目安が書かれていると思います。
4カ月くらい首が座ってくる、だとか8カ月ではお座りができるようになるとか、
1歳ぐらいで歩ける子も出てきますとか。(あくまでも私のうる覚えで例を出しています)
1歳の間でもすごくできるようになることが増えてきてきます。
(もちろん、これに個人差などもプラスされていろんな変化が入り混じってくると思うので、
はっきりと直線状の成長にはなっていないと思います)
それと同時にきっと目に見えない部分、心の発達や脳の発達だって
同じように年を重ねるごとに成長していると推測されます。
1歳児の時のような指数関数的な成長ではないにせよ、何かしら成長し続けていると思います。
それはきっと小学校に上がったからと言って突然止まるわけではないと思うのです。
だとすれば、同じ一年生として、同じ教室にいるからと言って、
みんながみんな同じ能力、出来る位置が同じということもないだろうと考えたわけです。
調査
そこで私はネットで調べてみました。
そうすると興味深い記事が出てきました。
【教育研究家に聞く】早生まれは損!? 実はメリットもある「早生まれ」について徹底分析
そのサイトの”【早生まれのメリットとは】学力や学歴では損? でも、所得面では・・・“
と以下の参考サイト
川口大司(一橋大学准教授)・森 啓明(一橋大学大学院)「誕生日と学業成績・最終学歴」
内閣府 経済社会総合研究所 「小学校入学時の月齢が教育・所得に与える影響」
のところに私の疑問に答えてくれています。
実際におなじ学年に所属する児童の中で月齢の低い者が、
月齢の高いものよりもテストの成績が悪いといった結果は
世界中の研究者がほぼ一貫して報告しているところである。
しかしながら、早生まれであることの不利さは学年が上がるにしたがって
消えていくこともすでに確認されている。
というように「小学校入学時の月齢が教育・所得に与える影響」に書かれていました。
わたしの考え
なるほど。月齢によって差が出るという私の感覚はあながち間違ってなかったのだと分かりました。
ただしここで言われている事は、あくまでもテストの成績から分析した結果であるということです。
テストでは測れないようなことは、差なんかないかもしれませんし、
その時の年齢だからこそ生み出せることもあるかもしれません。
そう考えていくと、
という結論に至りました。
新たな葛藤
しかし、今の学校教育では、ここはあくまでも一律に行っているわけです。
だとすると、そのタイミングで子供の能力が追い付いていなければ、
次のステップについていくことが大変なのではないかと思いました。
ここでまた新たな葛藤が生まれます。
学校が大好きな娘にとっては、それはマイナスなことだし、
出来る事ならそんな事態にならないことを望むのが親の差がでしょうか。
となるとやはり、
今のところ
私はこのジレンマに悩まされながら、今現在自分がベストかなと考える方法は、
私が手助けしながら、宿題以外にも勉強をする形になっています。
ただし、あくまでも本人のやる気があるときにする事を目標、という形です。
学校から帰ってきた、すぐに公園に行くほど外の生活を満喫している彼女なので、
夕方は宿題以外はやらないことにしています。
その代わり、学校に行く前に、苦手そうにしているところを復習しています。
文章を読む力が弱いので、本などをしっかりと読ませたいのですが、
ここは読ませずに、私が読み聞かせをしたり、
本人が好きな本を好きなように読ませるように努めています。
といっても、やはり必要以上にやりすぎる事もあるのですが、、、、
さらなる疑問
このようにいろいろと考えると今度は学校のシステムになんだか違和感だったり、
勉強とはいったい何?
こんなに必死になって勉強させているけれど、勉強以外で必要なことがあるのではないのか?
などまたまたわからない事が出てきました。
いろんな考えたこと、調べてみたことなどをこれからも発信できればいいなと思います。
もしも、サイトの引用の仕方に問題などが
ある場合は教えていただければ幸いです。
至らぬところばかりです。よろしくお願いします。
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