”小さいコトが気になります 益田ミリ”を読んで、私の気になる事を書いてみた

今回おすすめしたい本は

小さいことが気になります 益田ミリ 筑摩書房

です。とっても寒い季節に、温かくなるこの本はいかがでしょうか?

 

益田ミリさんの本の好きなところ

益田ミリさんの本をご存じでしょうか?

私はこの方の書いた本、漫画とっても大好きです。

一言でいえば、縁側の陽だまりような、温かい緑茶のような本がたくさんあります。

心がとげとげしていたり、さみしくなったり、心をそっと温めてほしいときに読むと

とってもほっとした気持ちになれます。

そして、すこし前向きに進んでみようと思えるそんな本がたくさんあります。

益田ミリさんは漫画も描かれています。私が好きなのは『すーちゃん』シリーズです。

映画化もされていますので知っている方も多いかもしれません。

この本に出てくるキャラクターも、何か自分と近いかったり、その心の声みたいなものに

すごく共感できるところがたくさんあります。何気ない日常でこうして自分と似た人がいるんだ、

こうして頑張っているんだなという、部分に何かパワーみたいなものをもらえて元気が出てきます。

派手すぎないというか、ゆるいというか、この絶妙な塩梅のイラストも心惹かれるポイントです。

今回の「小さなコトが気になります」はエッセイで、

益田ミリさん自身のことが書かれていて、ミリさんと同じ思考しているな、

というところに少し喜びを感じたり、

ミリさん自身がすーちゃん同様に派手すぎない、片意地はりすぎない

感じが文脈から感じられて、そこも身近なお友達のような感じがして

好きだなと思うところです。

『小さなコト気になります』との出会い

私だけでしょうか?今の様なとても寒くてすこし曇っているような季節。

なんとなくやる気が出ない、気分もなんとなくふさぎがちになってしまいます。

だからこそ、すこし温かさを、陽だまりを求めてしまいます。

図書館で本を選ぶ時もなんとなくそんな本に出会いたい。

そんな時に、たまたまこの「小さなコト気になります」を見つけました。

なんだか、そこにだけほわほわっと黄色い光が見えるようなそんな感じで、

目に入りました。すぐさま借りて、すぐさま読みました。

こうして考えすぎないで、するする読めるところもちょうどよい距離感です。

さらには、裏切らないわかるわかるという共感の部分や、

なるほどそんな考え方もあるのかという新しい発見。

この本も、私の期待を裏切らない温かさとぬくもりで包まれていました。

私の「小さなコトが気になります」

そんなミリさんの気になっちゃうことを読んでいると、

なんとなく、私も小さなコト、確認しちゃうことあるなって思いだしました。

いくつか見つかったので書いてみたいと思います。

散歩中に見つけた食べ物屋さんのメニューを見て、その時食べたいものを考える。

近所のパン屋さんの中を確認して、私の好きなパンがいるかを確認する。

コンビニに入ったら、アイス、デザートを確認する

コンビニに貼られている、コンサートなどの広告を確認する。

モスバーガーとか、お店屋さんが出している、看板のコメントを確認する。

工事現場があるとどんな重機がいるか確認する

空を見て、月が出ているかを確認する

道端の花、溝?にいたりいなかったりする魚や亀のチェック

小学生が帰っていたら、その子たちを確認する

結構確認しているなと、少し面白いなと思いました。ざっと見たところ、食べ物のことが多い。

食いしん坊の精神が自然と湧き出てきていることがわかります。

そして次に多いのは子どもがかかわっている事です。これはこれで面白いなと思います。

ミリさんのおかげでやる気のない自分も色々確認して楽しんでいるんじゃんと思うことが出来ました。

ぜひ読んでみて、自分の確認していることと比較してみたら面白いのではないでしょうか?

次回は、この確認している事を少し深堀して書いてみようと思います。

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