私はいろんなことをたくさんやりたいという気持ちになります。
なので一日の勉強もできる時は、数学、英語、国語、プログラミング4つをやっています。
飽き性だし、いろんなことに興味津々だし、と欲張り精神です。
きっとこれでは身につかないだろうなと思ったりしていますが、
今はこのスタイルでやっています。
そしてこの4つをどのようにやっているかのかをお話ししてみようと思います。
このやり方も、師匠である「独学大全 読書猿 ダイアモント社」の教えから、
自分のやりやすい方法にして実践しています。
短期集中スタイル~35分を1セットで進めていく~
“技法51 35ミニッツ・モジュール” 「独学大全 読書猿 ダイアモント社」
を自分なりの解釈では
「35分を1セットとして、その内訳を、新規学習、1日、1週間、1か月の学習事項の復習、
最後に今日の学習項目の復習と時間を分けて学習する方法。」です。
欲張りの私が多くのことをしようと思ったら、短期集中しかありません。
その希望を満たしてくれるのがこの技法です。
重要なポイントの一つは、1セットを35分と短いところにあります。
集中力が切れないということです。このくらいがより集中できる時間かなと思います。
私はいろんなことをやりたいので、あまりに長くやりすぎると、すぐに次のことが気に
なったりしてしまいます。だからこうした短い時間でそこだけに力を注ぐことにしています。
2つ目は、復習時間を35分間の中に設けるということです。
記憶を定着させるには、期間をあけて何度も繰り返すことにあると言います。
となるとこうして毎回復習時間を設けるというのはとても重要だと思います。
あとで、復習時間を設けようと思うと実行できなかったり、それを考える事が面倒になったり
してしまうことがあります。
さらに私は、結構どんどん物事を前に進めたくなるタイプです。
復習よりも、先に先に新しいことが知りたい、やりたいというような、猪突猛進スタイルと言いますか、、、
そのため復習をする事、見直すことをあまりしないところがあります。
だからいろんなことが定着しないのですよね。。。。大切なことは復習、積み上げです。
分かっているけれど、新しいことに目移りしてしまう。。。
それなのでこうして35分の中に復習をする、どのようにするかなど組み込んでおけば
自然とするようになるので、私のようなタイプの方ならおすすめだと思います。
もう一つ私がやっていて重要だと思うことは、忠実にやろうとしすぎな事だと思います。
師匠である「独学大全 読書猿 ダイアモント社」は具体的な方法が記載されていますが、
私は忠実にこなしているわけではありません。さらに勉強していたらすべての復習ができなかったり、
時間内に収まらなかったりと予想外のことは多く起こってきます。
特に、この技法を取り入れたはじめのころは、なかなかリズムがつかめなくて、
ただただ35分勉強するという事だけを守っていた感じでした。
これは意外とよかったように思います。勉強自体を嫌にならなくて済んだからです。
やっていく中で、試行錯誤し、どこに重点を置くべきかを考えて、
折り合いをつける事も重要なことだと思います。
私の場合は、復習1日、3日、7日後のところを意識して行って、
終わったら新しいところに着手するようにしています。
あとは30分~40分の間で終了するように意識しています。
勢いがあるからと思って、長くやるとその反動で、やりたくなくなったりするので、
もうちょっとやりたいなと思うぐらいで止めておくのも次の勉強への原動力になるように思います。
頭の中を整理~自分に語り掛ける~
技法52シンクアラウンド「独学大全 読書猿 ダイアモント社」
この方法を私なりの解釈で書くと
「課題に関して、問題を解いたり、文献を読みながら考えていることを
声に出して録音する。ひと段落したら録音を止め、聞き直す」
です。
ここでも、師匠の教えを忠実には守っていません。私は実は録音をするということはしていません。
その理由は、自分の声を後で聞き返すのが恥ずかしいし、録音する事も面倒だという、怠け心からです。
しかし、ここで私が重点に置いている事は、
この技法の声に出しながら、問題を解くということです。
頭の中だけ考えていたら、なかなか理解できない事があったり、
難しい問題だと、そこから逃げたくなるからか、頭が別のことを考え出したりしています。
雑念が大量に脳内に入り込んできます。
だから口に出して、その雑念を追い出すと同時に、その内容をしっかりと自分の中に入れていく
感じで行っています。そうすると、理解しにくい事も意外と整理されてきたり、
なんとなくわかってくることもあります。
師匠「独学大全 読書猿 ダイアモント社」も以下のように書いておられます。
“ヒトは自分の考えを声に出すときの方が、声に出さず静かに学んでいる時よりも素早く、
そして深く学ぶ。”
解答から学べ
技法54 違う解き方「独学大全 読書猿 ダイアモント社」
この方法を要約すると
「まずは問題を解いてみる。解けない問題は解答を読んでおく。
解き方を覚えている間にもう一度解いてみる。(時間制限に意識を置く)
その次は思考を実況中継しながら解く。その後は、誰かに説明したり、自分に説明する。」
ここでも私なりのアレンジでこの技法を使用しています。
師匠が本来意味しているところとは違うかもと思いますが、以下、私のやっている方法を
記載してみます。
ここで私が重視している事は、わからなければ、悩み過ぎずに解答から学んでみようということです。
特に数学です。私は、大体3分ぐらい考えてもわからない問題は解答を見ます。
解答を、それを声に出しながら、解説しながら書き写す。その後もう一度解いてみると
いうことをしています。それをしながら前に進めていく感じです。
ここでも声に出すことで頭が整理されていく気がしますし、
どうしてこのような公式を使うのかがわかったり、
こういう言い回しをするのかとか、わかってくる気がしますし、
ただ解答を見ているよりも理解度がアップしている気がします。
まとめ
私の日頃の勉強の仕方ですが、
①復習をしてから、新しい事をスタートする。
②40分以内で1つの勉強はやめる。
③わからない問題は、解答を見ながら、解説を口に出しながら書き写す
でした。
今更ですが、学生時代に知っていれば、、、、とすこし残念な気持ちになっています。
学生時代は、若さゆえの何かで乗り切ってきたのかもしれませんが、
学生時代からこの技法を使っていたら、もっと勉強が出来ていた!かもです。
(そんなことはないでしょう)
しかし、後悔しても仕方がないので、今後の勉強でもこの技法を生かしていきたいです。
それとともに、この方法を子どもにも伝えていこうと思います。
現在小学一年生の娘の算数、漢字には技法51 35ミニッツモジュールもどきの
15ミニッツモジュールを採用しています。復習と新しい事するという感じです。
これが、自分の体に勝手に入り込んで、親から言われなくても自分で考えて
できるようになれば、よいプレゼントになるかもです。
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